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54.3つ子の魂百まで02/03/06

子供の育て方に悩まない親は少ないと思う。私も自分の子供は子供とは言わない大人という年齢になったけれど、 子供が小さかった頃に自分がどう子供に接したか、反省する事が多い。

  先日、バスの中で見た親子の様子を見て、このまだ歩けるか歩けないような、まだ、言葉も充分に話せない小さな女の子は、将来どんな大人になるのかなあ? と、又、親の子供への接し方って、どうなんだろう?と、ちょっと考えさせられた。

 ペセロ(私マイクロバス)は混んでいて、小さな女の子を抱いた母親は運転手の横の空間(席ではない場所)に腰掛けていた。小さな女の子が泣くので、見ると、運転手と女の子を抱いた母親の間に 運賃を入れたコイン箱が置いてあったのだが、女の子は小さな指でそのお金を指さして、ワーワー泣くのである。 見ると、彼女の小さな手に2枚ほどのコインが握られているのだ。
 そばに立っていた父親は、娘が泣くので、ポケットから、1ペソコインを出して与えると、女の子は嬉しそうに受け取って、しばらく、満足しておとなしくしているのだが、また、横の運賃入れのコインを見て、それを指差し泣くのである。 父親はまたコインを一つ与えた。それが、数度繰り返された。
女のはさすがに、指は差しても、運賃箱のお金を取ろうとはしなかったけれど。小さな両手に握りきれずにコインが床にこぼれ落ちた。それでも、女の子は運賃箱のお金を見ては、ワーワー泣くのだ。父親は、コインを何度も与え、 母親は黙ってそれを見ていた。母親も父親も子供に何も話しかけていない。ただ、娘が泣くのを止めさせるために、コインを与えているように見えた。

 「三つ子の魂百まで」女の子は将来大金持ちになる! !??
父親はコインがなくなったら、どうするのだろうか?女の子はもうコインがもらえなくなったら、ワーワー泣きつづけるのだろうか?母親は?それを黙ってみている?

どうなったのか?私はバスを降りてしまったので、その後を知りません。

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55.もし、病気になって、お金がなかったら‥‥‥03/03/12

  メキシコの人々は明るい陽気な人々である。そして、あまりクヨクヨしない。私もそのクヨクヨしない人生観を学ぼうと思うのだ。
だが、時には、そのクヨクヨしない裏に、クヨクヨしても仕方ないサと言う諦め観もあるのではないだろうか??
”Ni mood”とメキシコの人は、言う。その言葉通り、「仕方ない」方法がなければ諦めるよりしかない。どうせ、諦めるなら、クヨクヨしないで、サッサと諦めよう!

 でも、もし、家族か自分自身が病気になって、医者にも、病院にも行けないとしたら?
薬が買えないとしたら?
”Ni mood”???

メキシコは何事も、金持ちと貧乏人を、別にして語らねばならない。それは、あまりにも違う人々だから。
ほんの少数の金持ちは良い。だが、大多数の貧乏人は?
病気になったら、諦めるしかない??

メキシコの医療について、少し、話してみようと思う。
 メキシコには、4種類の病院や診療所があると言える。
@私立の総合病院
 最新式の素晴らしい設備が整い、病室なども高級ホテル並の素晴らしい病院。
オスピタル エスパニョール、オスピタル イングレス、オスピタル デル アンヘル等。(何故外国の名前がついているのか?)
これらの病院で、診察してもらえる唯一の条件は、お金が払える。
A保険病院
 ★公務員の人とその家族がかかれるISSSTEの保険病院
 ★会社や個人事業なり兎に角何等かのきちんとした仕事についている人とその家族が掛かれるSegro Social と言う保険病院
 (きちんとした仕事をしていない人は、つまり保険がないのである。)
  Bサルブリダーという国の診療所
 これは保険がなくとも、安い診察料で見てもらえる。
C個人医院
 これも診察料は、現金払いである。

ここまでだと、うん、メキシコも、けっこう医療施設が整っていると思えるが、さてさて....??

 メキシコに暮らすのに、何事もお金が充分にあったら、天国である。お金さえあれば、メキシコでも最高の医療を受けられる。
時々、有名人の金持ちがアメリカの病院へ行ったとか、聞いたりするが、本当のところ、なにもアメリカまで行かなくても、メキシコの外科医など、保険病院で多くの経験を積んで、世界的レベルなのだそうだ。

私の家族は、ダンナのISSSTEの保険があるが、この保険病院を利用したことがあまりない。
何故か?保険病院は全てタダである(最近は、薬の在庫がないとか言って、くれなかったりするようであるが。)
実に長い長い順番待ちをしなければならないのである。
ただ、姑は、持病の薬を貰うために、1ヶ月に一度、1日ががりで診察を受けにいく。
風邪をひいたりした時でさえ、一日ががりの病院の診察は実にしんどいので、ついつい、近くの私医院で診てもらう事にしてしまう。
もちろん現金払いである。そして、検査とかあると別の検査所へ行き、薬はまた、薬屋で買わなければならない。これも全て金がかかる訳である。 病気をしたら、安くないお金が必要になるのである。

 人の命は、紙一重。一分をも競う事もあると思う。
 私の友人も激しい腹痛で急患で保険病院へ行った時、その救急室には、10人以上の急を要する病人が苦しんでいた。
数人の医師と看護婦が、さて誰から診察すべきかと診まわっていた時、
彼女は、とっさに、「痛くって、苦しくて、死にそうです。どうか、助けてください。」と、彼女自身オーバーに訴えた。それで、彼女はすぐ、診察を受け、入院する事が出来た。
あの時、我慢していたら、いつ診察してもらえるか分からなかったと、彼女は言った。

 私も、自分の息子が小学校低学年のとき、病気で、個人の小児科医にかかていたが、それが誤診というか、何の病気が判断できなかった言うべきか、手遅れになりそうになった時、私立の総合病院にかけ込んで、命を助けてもらった。
医者は、「アメリカのよい薬が手に入ったから、良かった。」と言った。もし、あの時お金がないからと、あの病院でなく、保険病院に行っていたら...と、思うと、自分の幸運に今でも胸がいっぱいになる。
そして、あの時、すぐ大金を送金してくれたもう天国に行ってしまた伯母や、日本の家族に本当に感謝している。

保険病院には、もちろん優秀な医師が、沢山いる。彼等は多くの経験を積んだ一級の医者である。
だが兎に角、長い長い順番待ちをしなければならない。今、苦しんでいても、次の診察は一ヶ月後です。とか、検査でも急を要しても全て順番待ちであるから、一ヶ月後にとか言われるのである。

 保険もなくお金もない人も、国のサルブリダーの診療所で、安い料金で診察してもらえる。その場に薬が在庫であれば、薬もくれるが、ほとんど在庫はないというのが実情のようで、処方箋を出してくれるので、薬は薬屋で自分で買わなければならない。
だだ、この診療所で処理できない重病の場合は、保険病院の方へ回してくれる。
だだし、ある知り合いのケースのような事もある。
 彼女は保険もなかったが、保険病院で一応受けてくれたのである。だが、保険がないため、後回しにされ、数日、救急室でほっとかれ、結局、 手遅れで、腹膜炎で命をなくしてしまった。

 メキシコには、保険もない貧しい人々が多くいる。地下鉄の入り口などで、薬も買うお金がなく、小さな子供を抱いて、処方箋の紙を見せながら、お金を請っている人がいたりする。

私は街の中で、あまり、物乞いや募金募金と言っている人にお金をあげない。本当に必要に迫られている人も多いだらうが、何か怪しげなのも多いし、あまりに多い物乞いにキリがないよと言う気持ちもある。
反対にうちのダンナは車に乗っていて、信号機の前で、物乞いに乞われると、小銭があれば、必ず上げる。
娘に言わせると「お母さんは、ケチなのよ!」と。実際多分そうであろうと、自分でも思うが。

だが、先日は、地下鉄の列車の中で、やはり、自分の子が明日手術をしなければ、助からないのだが、どうしても、あと数千ペソ足りないので、どうか、助けてほしいと今にも、泣かんばかりに訴えていた人がいた。
本当にこの人が言っている事が本当の事か、嘘なのかは、分からないが、私は、どうも、こう言うのには、弱いのである。

 2001年 チャパス州のサパタ国家解放軍が、政府と交渉するためにメキシコ市にやってきて、ソカロ広場を埋め尽くした。
その時、サパティスタの一番人気の副総監通称マルコスが、テレビでインダビューに答えた。
いろんな話をした、そのほとんどは、忘れてしまった。だが、今、私の一番記憶に残っている事、
それは、インディヘナの小さな子供が、たった一錠のメホラリート(子供の解熱剤)が、なかったために 死んだ。その子は出生届けも出してなかったから(インディへナ社会ではよくある事)国の死亡率にも入っていないが、こんな事を国は、ほっておいていいのか?と話した事であった。

もし病気になって、お金がなかったら‥‥‥

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56.戦争! なぜ?03/03/24

  ついに戦争が始まってしまった。
戦争は罪もない多くの人々を殺し、誰もが、戦争は良くない事と知っているはずではなかったか?
この戦争が正しくないのが分からない人がいる事が信じられない。

アメリカ人の70%以上の人がブッシュの戦争に賛成しているという。
日本の小泉首相がアメリカに賛成表明をしたにもかかわらず、日本人の40%以上の人が小泉首相を支持しているという。

自分の頭上に爆弾が飛んでこなければ、良いと思っているのか?
平和ボケして、感心がないのか?
アメリカの情報ばかり見て偏った目でしか世界の動きを捉えられないでいるのか?
本当の真実が見えない人が多いのか?

一つの出来事でも、マスコミの報道の仕方によって、捉え方によって、正が悪になり、悪が正にもなり得る事を、また、時として、故意に、ウソの報道がなされているかもしれない事を 疑うことも知らなければならないと思う。(フセインが正だと、言って訳ではないので、誤解のないように)

アメリカ人はブッシュの言うテロ、テロ恐怖にすっかりのせられて、洗脳されていると思うが。
日本、お前もか!?

 世界の多くの戦争反対の声は無視され、一大統領、一首相によって国が世界が動かされ、多くの人が殺される戦争。これが民主主義か?

 メキシコの大統領フォックスはブッシュの戦争48時間宣言が行われた後、戦争反対声明を発表した。(人によっては、いまさら、言わなくっても良かったんじゃない?と言う人もいるけれど)
日本とメキシコはアメリカの絶大な影響下にある国といえる。
アメリカのブッシュのメキシコへの圧力はすごいものであったと思う。(小泉首相さえ、電話でフォックスを説得しようとした。)
メキシコは国連の安全非常任国で、一票を投じる権利があったのだから。(お流れになってしまったが)

メキシコがアメリカに賛成しなかったら、苛められるだろう事は、誰もが知っている。アメリカに賛成した方が得な事も、誰もが知っている。
それでも、フォックスが、メキシコは戦争反対である表明をしたのは、メキシコ人のほとんどの人が戦争反対であり、アンチアメリカになっている事が分かっていただろうし、7月には選挙がある。そのためもあるだろう。
そして、メキシコが、他国干渉をしないと言う外交の理念を歴史的に持ってきた事も、あるかもしれない。
本当のところ、フォックスも、ギリギリの決断だっただろう。

 日本は、経済大国と言われ、世界のトップの国と認めれて、もう久しい。だが、日本の世界への外交は二流である。
 アメリカの忠実な犬は、もう、やめなければ、世界から、一流国としては認めれれない。

このつらい戦争が終わったら、世界は威張ったアメリカの一国主義のもとに世界が動かされてゆくに違いない。
民主主義の終焉か!?

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57."Como Mexico no hay dos."(メキシコのような国は二つとない。)03/04/13

 前に一度、NHKの地球ラジオという番組で、電話でメキシコの話をした事が縁で、この番組の世界井戸端会議 などに投稿したりした。(地球ラジオHP)
そのテーマで「メキシコ、メキシコ人の誇り」って考えた時、この”Como Mexico no hay dos.”とメキシコの人々は、すぐ、なにかと言うと口癖の様に言う事を思い出した。
「メキシコのような国は二つとない。」
娘に言わせると、「メキシコは二つとない、素晴らしい国だ」と言う意味で言っているのだと言う、
私の解釈は、ちょっと違う。だってこの言葉を言うとき、必ずしも、メキシコの良い事を言っている時だけとは限らないのだから。
この言葉には、メキシコ人の「こんなメキシコでも、良くも悪くも、自分の唯一の祖国メキシコだ」と言う気持が、込められている気がする。

世界の何処の国の人でも、自分の国を、自分の祖国を大切に思う気持は同じだと思う。たとえ、祖国がいろんな問題をかかえていたとしても、そして、生活の為に祖国を出て、外国に 生活の場所を移したとしても。

もう、バクダットが、やられるだろうという時、外国に出ていたイラクの人々が、子供まで連れてバスでバクダットに帰るところをニュースで見た。
彼らにとっては、バクダットに帰ることは死ぬかもしれない事なのに、それでも、祖国へ帰ろうという。イラクの人々とって、イラクは二つとない、たった一つ祖国であるはずだ。
イラクの人々は、確かに、フセインの独裁政治に、苦しんでいたと思う。それでも、他国が侵略して来て、国を破壊し、たくさんの罪のない人々を殺していい理由にはならない。 親、兄弟、子供を殺されて、開放されたと、アメリカに感謝するだろうか?
悲しいかな、今、破壊された国は、無法化しいる。

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58.アメリカ王国 ブッシュ王の独り言03/04/14

 俺がゴールと王位を競った時は、弟のフロリダ地方王にも助けてもらった。
おやじも王様やったけど、クリントンに王位を譲らなければならなかった。
でも、クリントン王は、エッチやったてので、人気なくしたから、今度は絶対俺が王様だって思ったのだ。
王様になったからには、アメリカ王国中の人々に、世界中の人々に、俺がどんなに偉い強い王様か、認めさせてやるのだ。
だから、俺の言う事を聞かない奴はかたっぱしから、やっつけてやる。
 後世にも、ヒトラー以上に偉い王様だったと言い伝えられる事が俺の夢だ。

 幸い、2001年の9月11日には、テロが飛行機でアメリカ王国のシンボル塔に突っ込んだ。
それで、俺は涙を流しながら、アメリカ国民に言ってやた。「俺は、アメリカ王国民にために、世界のために、テロと戦うぞ。」皆、大喜びして、俺を称えた。
本当はあの金持ちビン ラデンは、俺の家の友人だったんだが、これは内緒だ。

 武器会社は、いっぱい新兵器の武器を作っては、国民の税金でこれを買って、使ってくれと言うし、持っているだけじゃ他国への脅しにはなるけど、つまらないしなあ、 やっぱり使わなけりゃ、武器会社も次ぎのを作れないから、気の毒だしなあ。

この前、おやじのやった戦争の時もそうだが、この武器を使うと劣化ウランの影響で、4500年以上も人々は苦しめられる。
だが、どうせ、俺のアメリカ王国内で使う訳じゃあなし、そんな事は俺の知ったこっちゃない。

 親戚の子供達がきて、言うんだよ。「ブッシュおじさん、イラク王国には、おいしい石油あめがいっぱいあるよ。僕達、あれが欲しいよ〜」
あのイラク王国の石油あめは、当然、俺のものさ。
だいたい、あのイラク王国のフセイン王は、虫の好かんやつだしなあ。

 フセインにも、世界中の奴らにも、俺の偉大さを見せしめてやるんだ。
だいたい、国連の奴らの中には、俺に反対して、人殺しはいかんと言ったりする奴もいるが、人殺し、戦争ほど面白い事はないじゃないか。俺のおやじもやったしな。

 フセインは、俺の武器に比べたら、ちゃちゃな武器しか持ってないが、フセインが武器を持っているぞ、持っているぞって言って、世界平和のために 俺が、フセインの武器を破壊してやると、言ってやたよ。

 イラクの殺しそこなった奴らには、フセインから、開放してやったぞって恩を売ってやった。

 さて、イラク王国の次ぎは、どこをやってやるかなあ。北朝鮮か?イランか?シリアにもいちゃもんつけてやったしなあ。何処にしようかなあ?

俺の名は、世界中で、叫ばれてるぜ。俺の人気はすごいもんだ。


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59.メキシコ人は、フィエスタが大好き03/04/25

 メキシコ人は何かというと、フィエスタ(パティー)をする、パーティー大好きな人達である。
しかも、お金の余裕がある人、家族がするというのではなく、日々の生活だけで、精一杯という人や家族でも、何かにつけて、フィエスタをする。
確かに、最近は、大変、経済が厳しくなっているので、前ほどではなくなってはいるが、週末には、必ず、ご近所から、賑やかなフィエスタの音楽が、一晩中聞こえてくる。

 子供の洗礼、Confirmacion、Primera Comunion、(皆、カトリックの習慣)女の子の15才の誕生日パーティー、結婚式はもちろん、結婚何周年記念日、これらは、もちろん必ず 教会でミサをしてもらて、そのあと、大々的なパーティーをやるのである。
そのほか、大学を卒業して、学士さんになったからとか、大人でも何歳の誕生日だからとか、理由はいくらでもある。

普段は、メキシコの人はあまり、将来のためにお金を貯める習慣を持たない人が多いが、(メキシコ庶民は余裕がないというのもあるが)一年後に娘が15歳になるというと、そのためにはお金を貯め始めるのだ。
それでも、金が足りなければ、奥さんのアクセサリーなどや、金目の物を質入したりして、(メキシコには、国営の質屋があり、バケーションの後など、金を使いきってしまった人達が長い長い行列作って質入に来ています)
たった一夜のパーティーに、親戚、友達、皆招待して、教会でミサして、マリアッチの楽団も呼んだりして、一晩中、飲んで、踊って、兎に角、陽気に楽しく、パーとパーとやるのです。
時には、友達の友達なんて、ホストの知らない人も、ぞろぞろ、やってきてもメキシコ人のホストは大歓迎「さあ、さあ、飲んで踊って!」食べ物の方は、予定以上にはあまりないことが多いが、そんなのは、誰も気にしない。 飲み物があって、音楽があって踊れば、みんな満足。みんな、楽しい。

 また、お金がなくても、パーティーをやる、パーティーができてしまうのが、メキシコ方式。それが、コンパドレ、コンマドレ方式。
Compadre,Comadreは、キリスト教の洗礼の時の名付け親というか、代父母というか、の事なのであるが、このCompadresをいっぱいつくるのである。

あなたは、ドレスのコンマドレをお願いね。あなたは、ミサのコンパドレ,あなたは、楽団のコンパドレをお願い、あなたは、ケーキのコンパドレで良いわ、 あの人はあまり、お金なさそうだから、花嫁のストキングのコンマドレでいいわー。
なんてことで、お金がなくっても、パーティーやるんです。お金がなくっても、パーティーができてしまうのです。

 私達も、近所の顔見知りではあるが、お付き合いがほとんどない人の息子が、中学を卒業する時、 中学を卒業するから、ミサがあるから、コンパドレになってと言われて、お祝いをあげたのであるが、その後、5、6年会ったこともなかったのに、ある日、我が家にやって来て、「今度、結婚するので、ケーキのコンパドレになって欲しい。」と言われた。
私は、さすがに、「なんで、全然お付き合いのない人の結婚式のケーキを 私達が買わなければならないのか?」とダンナに文句を言ったが、ダンナは、「これはメキシコの習慣だから、しょうがない。」と。
つまり、助け合いの習慣?

 日本人だったら、お金がなかったら、パーティーなどしようなどと思わないだろうけれど、そこが違うメキシコ人。
さすが、メキシコ人、楽しまなくちゃあ!パーティーやって、パーとお金使って、パーと楽しまなくちゃあ!パーティー大好きなメキシコ人。

 このパーティーは、一晩中、やる訳であるが、音楽をガンガン、最大限のボリュームで一晩中。うるさいの何の....大概パーティーは週末なのであるが、日本だったら、近所中から文句があるだろうけれど、メキシコでは、誰も文句言って行かない。
そして、自分の家でやっぱり、パーティーする時は、また、ガンガンやるのです。

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60.心の故郷03/05/12

生まれた場所で一生を過ごすという人は少ない。人生の一時期、場所を変えて住む事が多い。今のボーダーレスの時代、日本国内だけでなく世界中を、人が移動する事は多くなっていると思う。
それは、親の事情であったり、仕事の事情であったり、学校がそこであったり。生まれた場所、育った場所、学んだ場所、仕事の場所と移動して住む。
 そしてその何年かを過ごし住んだ場所は、子供の頃の思い出とか、青春の思い出とかの場所となり、今住む場所からめったに行く事のない場所でも、また、そうであるからこそ、心の故郷となるのかもしれない。

 友人が「ゴールデンウィークの休みに、メキシコへ行きます。メキシコは、私のふるさとだから、観光に行くというのではなく、ただ、メキシコへ行きたいのです。」とメールをくれた。
彼は、20歳代に五年メキシコで過ごした。私とは仕事仲間であった。
10年ぶりにあった彼は40才少し前の壮年。今が働き盛りで仕事も充実して、頑張っている。
だが、忙しい生活の中でも、ちっらと、人は人生を振りかえってみる時があると思う。そんな時、やはり、故郷は、人の心に最も、親しみと懐かしさを持って語りかけてくるのであろう。
彼にとっての青春の5年間メキシコでの生活は、メキシコを心の故郷と感じさせる懐かしさがあるのだろう。

彼は、帰る前夜、電話で、「メキシコに来てよかった。また、来年も来ます。」と。
メキシコにずーと住んでいる私は、彼が「メキシコは故郷だから」と言う言葉を、田舎に残されて、故郷へ帰ってくる子供を嬉しく迎える年寄りのような気持で聞いた。

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61.科学の進歩03/05/13

 科学は進んだ!
 そして、一部の世界を支配しようとする人間は、その進んだ科学を利用して、ますます傲慢に、地球の全ての生物、全ての物を支配し、その上に君臨しようとしている。
 また、金と力を持った人間は、今、他者を犠牲にしても、自身の永遠の生命を得ようとしている。

 昔は、支配者はほんの一部の人々を支配することしかできなかった。数人の集団で狩りをする狩猟民。石の矢じりなどが唯一の武器であった。
農業をするようになった人々は、村落をなし、その人々の支配者となった豪族の王達は、互いに、戦いによって、より良い武器、より多くの武器を持った王が、領地を広めていった。
 常に、より優れた武器、より多くの武器を持つものが、他者を支配していった。
 石の武器から、鉄器の武器へ、鉄砲などの火を吹く武器へ。そして、ついに、原子爆弾、科学兵器、細菌兵器。
常に、武器は科学の進歩とともに、急激に進歩してゆき、より進んだ武器、より多くの人々を殺すことのできる武器を持つものが、他者、他国を、支配してゆく。

 また、その傲慢な人間は、自分の永遠の命をも、手にいれようとする、他者の命を奪う事に寄ってでも。

 臓器移植によって、命を助かった人は、どんなにか、科学の進歩に感謝している事かと思う。
しかし、一方、臓器が正当なルートで得られないからと、金持ちの臓器ほしい人間の要求を満たすために、暴力で奪って行くやからがいるという。

クローンで動物が再生されている。今に、永遠の命をほしい権力者や金持ちは、自分のクローンを造る事だろう。

 だが、永遠の命を得られたとしても、このボロボロの地球はいつまでもつのだろうか?
人間のエゴでボロボロにされた地球は。

いや、金や力を持った人間は進んだ科学の恩恵で、永遠の命を得て、新しい星へ移住する事を計画しているのかもしれない。
ボロボロの地球と、地球上の金も力もない何億という、虫けらのように扱われてきた人間どもを見捨てて。


追記
 最近の私のメキシコ雑記は、メキシコ雑記の看板を降ろさなければと思うような内容もあるが、メキシコのチワワ州のアメリカの国境の町で ここ数年の間に、300人近い女性が殺されているという事件が続いており未解決である。そして、いろいろ言われているのであるが、臓器略奪のための殺人ではないか という疑い、可能性があるというニュースを聞いて、こんな雑記を書いてしまった。

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