""""""おばちゃんの偏見メキシコニュース解説"""""""
創刊号 03/12/**
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「メキシコの死者の日が世界遺産になる」
メキシコのインディヘナ(先住民)の伝統的な祭り、死者の日の祭りがUNESCOの世界遺産に指定された。
最も重要なメキシコの、世界の、生きた文化遺産。インディヘナ文化の、最も古いそして完全な伝統文化遺産として
認められた。
<おばちゃん的解説>
地方のインディヘナの人々は、昔ながらの死者の日の伝統を今に伝え、死者の日11月1、2日(この日
は植民地時代 キリスト教の教会によって、もともとのインディヘナの祭りの日を変更させられたと言うが。)
死者に祈る祭りをする。
だが、メキシコの全ての文化は混血化されている。だから、一般には、インディヘナの伝統的なこの祭りも、カトリック信者となったメキシコ人達
は、カトリックの祭りとして、教会でも祭り、カトリックのお墓参りにいく。また、ハローウインの祭りともミックスしている。
それは、仕方ない事であり、当然の事であろう。
だが、この世界遺産は、インディへナの伝統的文化遺産と言っているところを考えると、インディヘナの伝統文化を守り、残したいという事か?
先日、私は、オアハカ地方のある町へ行った。
そこの人々は、ほとんどの人が、サポテカ語(インディヘナの一言語)とスペイン語を話す完璧なバイリンガルの人々である。
女性は普段着にも、民族衣装を着ているが、又、特にパーティーや祭りの日には、子供も、大人も、彼等の素晴らしい総刺繍の民族衣装で身を飾る。
彼等は自分達の民族のアイデェンティティー、文化を誇りに思っているのだと思う。
だが、市場で働くおばちゃんが言った言葉が、心に悲しく残る。
「ここには、仕事がない、生活の糧がない、仕方ないから、息子はアメリカに出稼ぎに行っている。」
故郷を出ていった若者達は、サポテカ語などは、決して話すこともなく忘れ、英語が堪能になり、その子供達はアメリカ人になるのかもしれない。
死者の日が世界遺産になったことを喜び、そして、メキシコにおいて弱者であるインディヘナ文化が、いつか消えていかないことを、願いたい!
2003年12月4日記
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