メールマガジン「おばちゃんの偏見メキシコニュース解説」

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「おばちゃんの偏見メキシコニュース解説」

遠いメキシコのニュースは、日本までは、よっぽどの大事件でもない限りは、伝わらない。
そこで、少しでも メキシコやラテンアメリカに興味を持ってもらえたらと、メキシコ在住のおばちゃんがお伝えしたいと思います。
これは、おばちゃん的メキシコニュース解説です。ここで取り上げるニュースはおばちゃんの偏見を持って選ばれたニュースであり、 解説はおばちゃんの偏見解説でありますので、悪しからず。
なお、念のために言いますと、おばちゃん的偏見でも、ニュースですのでウソは書きません。

週 2回発行できるよう努力したいと思います。





おばちゃんの偏見メキシコニュース解説 (マガジンID:0000122596)

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           創刊号 03/12/**
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「メキシコの死者の日が世界遺産になる」

 メキシコのインディヘナ(先住民)の伝統的な祭り、死者の日の祭りがUNESCOの世界遺産に指定された。
 最も重要なメキシコの、世界の、生きた文化遺産。インディヘナ文化の、最も古いそして完全な伝統文化遺産として 認められた。


<おばちゃん的解説>
  地方のインディヘナの人々は、昔ながらの死者の日の伝統を今に伝え、死者の日11月1、2日(この日 は植民地時代 キリスト教の教会によって、もともとのインディヘナの祭りの日を変更させられたと言うが。) 死者に祈る祭りをする。

 だが、メキシコの全ての文化は混血化されている。だから、一般には、インディヘナの伝統的なこの祭りも、カトリック信者となったメキシコ人達 は、カトリックの祭りとして、教会でも祭り、カトリックのお墓参りにいく。また、ハローウインの祭りともミックスしている。

それは、仕方ない事であり、当然の事であろう。
だが、この世界遺産は、インディへナの伝統的文化遺産と言っているところを考えると、インディヘナの伝統文化を守り、残したいという事か?

 先日、私は、オアハカ地方のある町へ行った。
そこの人々は、ほとんどの人が、サポテカ語(インディヘナの一言語)とスペイン語を話す完璧なバイリンガルの人々である。
 女性は普段着にも、民族衣装を着ているが、又、特にパーティーや祭りの日には、子供も、大人も、彼等の素晴らしい総刺繍の民族衣装で身を飾る。
 彼等は自分達の民族のアイデェンティティー、文化を誇りに思っているのだと思う。

だが、市場で働くおばちゃんが言った言葉が、心に悲しく残る。
「ここには、仕事がない、生活の糧がない、仕方ないから、息子はアメリカに出稼ぎに行っている。」

故郷を出ていった若者達は、サポテカ語などは、決して話すこともなく忘れ、英語が堪能になり、その子供達はアメリカ人になるのかもしれない。

 死者の日が世界遺産になったことを喜び、そして、メキシコにおいて弱者であるインディヘナ文化が、いつか消えていかないことを、願いたい!

                          2003年12月4日記

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