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16.首輪を付けてもらった野良犬は.....

メキシコは泥棒よけに犬を飼う人も多いが、犬好きの人も多い、そして、野良犬に餌をやる人も多い。

 これは、知人の話し。
 知人の家も、犬を二匹飼っているが、犬のためと言うより、知人の運動のため、毎朝、公園へ散歩に行く。 彼女の家の道の反対側に会社があって、そこの会社員の人達は、一匹のゴールデンレトリバーぽい野良犬に 餌を与えているので、その犬はいつも、会社の建物の前にいるのだが、土日は会社が休みなので、餌を貰えない。

知人の娘さんがとっても、犬好きなのだが、かわいそうに思って、土日に餌を上げるようになった。 知人もそれが習慣で、土日には餌をやっていた。だから、この野良犬は野良なのだが、失業しないで、 二つの勤め口があると言ったところで、いつも、会社の建物の前にいるのだが、 知人が、毎朝、散歩のため家から飼い犬と出てくると、すばやくこの野良犬は跳んで来て 一緒に散歩について行くのが習慣になっていた。ところがである。

  この野良ちゃん、会社の誰かから、首輪を付けてもらったのである。すると、野良ちゃん、もう自分はこの会社の飼い犬になったと、 理解したのだろうか。道の反対側から、こちらを見ているのだが、知人の散歩に付いて行かなくなったのだ。

知人は「もう、可愛くない。」と、もう土日に餌をやらないと言うのだが、娘さんがこっそりやっているらしいとの事。

  そう言えば、私の家の隣のおばあちゃん、(前に書いた。)動物好きで、野良犬や野良猫に餌をやっているが、 共同の門の入り口の外で、おばあちゃんを待っている犬を何度か見かけた。野良にしては結構りっぱで大きな犬なのだが、( 野良って、結構貧相にしているのが多いでしょうに)野良でも道徳をわきまえていて、人がドアを開けても、門から中に入ろうとせず、門の 外でちゃんと、座って待っているのだ。私が、「おばあちゃん待ってるの?」と声をかけると、この犬日本語が分かるのだ、「うん。」 と言うように、私を見る。これは、かってに、私がそう思うだけか?


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17.相性

  動物でも相性というのがあるかもしれない。
 近所の犬でも、三件先の隣の犬は小さい時から知っていて、私が通るたびに尻尾を振ってくれてる。 私も、”Beto!Beto!!Que bonito!"(ベットちゃん、何て、かわいいの!)私はこれをスペイン語で言うのであるが、なんて親しくしているのである。

左隣の犬とは相性が悪い。隣の犬はドーベルマンなのだが、もう、数年来の顔なじみのはずなのに、私が通るたびに、ワンワン吠えおる。 私も癪にさわるので、「お前は馬鹿か?アホたれ、糞たれアイコ!」などと、悪態をつく。これを私は、日本語で言うのである、 (何故か、この犬は、アイコなどと可愛い名がついているのだ、もちろん日本語ではないのだろうが。)

 ところが、我が家のチョビは隣の糞たれアイコと仲良ししているのだ。チョビは黒犬で、アイコはメスで、「自分に似ていてお母さんみたいだなあー」 何って思うのか、柵ごしに愛想を振っている。アイコの方も、ない尻尾を(切られている)振りおる。

  一度、家のシロと隣のアイコが壮絶な戦いをした事があった。
シロは平和主義で、決して自分から、喧嘩を売るということはない。たまたま、隣の入り口と家の入り口が開いていて、アイコが、我が家の庭に入り込んで来たのだ。 シロは、自分のテリトリーに入られて、ものすごい勢いでアイコを攻撃したのだ。犬でも人間でも、テリトリーを侵してはならないのだ。 メキシコの唯一のインディへナ出身の大統領ベニット ファーレスも言いました。”Entre las personas como las naciones el respeto al derecho ajeno es la paz"(人も国家も他人他国への権利の尊重は平和である。)と。
壮絶な戦いで、二匹の主人が「シロ!やめろ!」「アイコ!やめろ!」なんて叫んで戦いを止めさせようとしても、手が付けられるなんてものではない。 [水かけろ!水かけろ!」と騒ぐなか、やっとアイコがシロのテリトリーを、出て戦いは収まった。
シロがあんなに戦闘的に戦ったのは、この時が、唯一である。
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18.野良犬に見こまれて...

  またまた、野良犬の話しで申しわけない。野良犬ネタがこれだけあるという事は野良犬がいかに多いかと言う事でもあるんでしょうが。

 時々、犬の散歩で森林公園へ行くのだけれど、公園にはいつも犬の散歩やジョキングの人、公園に遊びに来ている家族連れなどけっこういる。犬の散歩をする人も、犬を離して散歩させているのだが、ご主人のいない 犬も結構いるのだ。そういう犬は散歩する人や遊びに来ている人で、エサをくれそうな人を探して、あっちの人こっちの人、駄目ならまた、別の人についてと、人の良さそうで、エサをくれそうな人を探して働いている。

  先日は寒い朝で、公園にあまり人がいなかった。公園までの道の途中で、小さな子犬が付いて来た。シロは大きい犬だが、他の犬を苛めないので、痩せた小さな子犬は、初めは遠慮がちだったが、小さいながら必死で付いてきた。 私達はちょっと困ったなあ、途中で諦めてくれないかなあと思っていた。
公園の入り口には柵があって、柵の入り口を開け中へ入って、すぐまた柵を閉めた。後れて付いてきた子犬は、柵の外で、初めワンワン泣いていたが、バカではないようで、柵の下をくぐって必死に追っかけて来た。

公園をしばらく、行くと、他の人の所にいた犬が、これは成犬のメスだが、我々めがけて、走ってきた。 私達が、足を止めて見ると、その犬は、私達の前で踊りを踊って見せたのだ。
この話しを友達にしたら、「そんなバカな!犬が踊りを踊るかー。」と言われたけれど、ほんとうに踊りを踊ったのだ。四足のままだったけれど、横に、後ろに、前に、私達を見たまま、スキップしてしかも、 顔にシワをよせて、ニッタと笑ったような顔をしてみせて。思わず、犬に「上手いねぇ。」と言ってしまった。犬と目が合ってしまった。メキシコ市の町の中には、物貰いがいっぱいいるが、目が合ってしまうと、どうもまずい。 犬と目が合ってしまった、これもまずかった。
 この犬も我々の散歩にずーとついて来た。

この野良は時々チョビにちょかいを出していた。チョビは内弁慶で、家にいる時はシロにちょかい出しては、煩がられているくせに、外へ出たら、シロに守ってもらうんだとばかりにシロにへばり付いてゆくのだが。 子犬の方は小さいので、少し後れ気味になりながら、これは本当に必死と言った感じで付いてくるのだった。

  娘と私は「 困ったね−。どこかで、まいちゃえ。」と言いながら、一度はうまくまけそうになって、シロとチョビを呼んで、早く早く、走れ走れって事もあったけれど、付いてくるほうも必死、慌てて追っかけてくる。

 公園を抜けた所で、チビの方は露店の食べ物屋の前で、食べ物にありつけたのか、付いてこなくなった。まずはほっとする。
成犬の雌の方は教会の広場までついて来た。私が買い物をするのにもついて来たが、鶏肉屋の前で、気を取られていたので、シロとチョビと娘をせかせて、早く、早くと最後にまく事ができた。

私達家族は野良犬と友情を結ぶ事を恐れている。ソロビーナやチョビの件もあるので。
 だが、この雌の野良犬には、別の日の散歩の時にも、出くわしてしまった。この時は散歩の最後のときであったけれど、また、教会の広場の所まで、ついて来たが、道のゴミに食べ物をみつけて、そこで、お別れできた。

あー、もう野良犬に見こまれたくないよ−。
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19.シロ

   我が家のシベリアンハスキー犬シロが2001年12月5日午後6時頃死んだ。
メキシコのおばちゃんは泣き虫おばちゃんのようで、今シロの事を書けない。 時間が悲しみを楽しかった思い出に変えてくれた時、シロの思い出を書こうと思う。
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20.チョビの名は?

   あるジョークで読んだ。子犬の会話
  子犬「僕の名前は、No!No!NO!バカ犬!って言うのだけれど、あなたの名前は何て言うの?」
  我が家のチョビも、自分の名前「No!No!No!こら!駄目!」って名前と思っているかも。

シロが死んで、チョビもしばらく、淋しそうにしていた。
シロを庭に埋めるとき、木に縛られていたけれど、シロの死が分かたのかどうかは知らないけれど、ク―ン ク―ンとずいぶん泣いっていたけれど。
そして後、シロを埋めた場所を何度も掘ろうとするので、その場所に植木鉢を置いたが、今、その場所が、 チョビのお気に入りの場所になっているらしく、よくそこで、日向ぼっこをしたりして寝ている。

 今、チョビは自分が番犬をしなくては...という自意識を持っているのかいないのか?ともかく、家の前を 人が通るとワンワン、隣の家の屋根の上に人が登ったりしていればワンワン。チョビも小さいなりに頑張っているか? と認めってやってはいるのだが。シロがいた頃よりもその悪戯がひどくなって、家族はホトホト困っているのである。

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21.パンダ リンリン 頑張れ!!

チャペルテペック動物園のパンダ 上野動物園のパンダ リンリンが、今メキシコのチャプルテペック動物園に来ているとパンダおじさん(これは密かに私が言っているだけ)から聞いて、 先日、リンリンちゃんに会いに行こうと娘と動物園に行った。動物園の入り口の所に「歓迎 リンリン」という大きなポスターが 貼ってあった。

メキシコのチャプルテペック動物園には3頭のメスのパンダがいる。リンリンはオスというので、メキシコまでやって来たのだ。 パンダおじさんに聞いたところによると、自然の中で、パンダが生まれ育つのは大変難しいとの事で、やはり、保護しなければ ならない動物なのだ。

私達が動物園に行った時、リンリンの名札のついた部屋にはいなくって、2頭のパンダが庭の方にいたが、 どれがリンリンなのか、分からなかったけれど、兎に角、日本のパンダ リンリンとメキシコのパンダの間に可愛い赤ちゃんが生まれることを 願って、「リンリン 頑張れ!!」と激励してきた。

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22.バビータの身内自慢

ドラエモン   私の姑の事を、私達家族はバビータと呼ぶ。これは、日本語のおばあちゃん、ババとスペイン語の表現方法で、MamaをMamitaと言う言い方があるがこれの応用で 我が家の造語である。だから、家族全員がバビータと呼ぶ。

  バビータは今まで動物を飼ったことがなかたが、最近、家に鼠がいるというので、知り合いから子猫をもらってきた。 バビータはこの猫が自慢である。
これにドラエモンと名前を付けた。ドラエモンという名は今の我が家のミケの先代がニャン太でその先代がドラエモンという名で、これがバビータの家にいた時盗まれてしまった。この猫の名前であったのであるが、 バビータ自身がそのドラエモンの名を取って名付けたのである。だからドラエモン二世である。

  このドラエモンは、大人の両手に乗るくらいでまだ小さい。バビータが言うに母親がアンゴラで父親がシャムとの事(ホンマかいな?)アンゴラの特徴としては、 毛が長いところが似ているか? シャムの血は何処だ? このドラエモン鼠色のような毛色で、しかも一部トラ。何処がアンゴラで何処がシャムなのだ。
子猫は、たいがい、いつも可愛いから可愛い事は可愛い。
バビータは、「可愛い、可愛い!」と自慢である。

  日本人は自分が美味しいと思っても、素晴らしいと思っても、自分の事は謙虚に、「お口に合わないでしょうが」「つまらない物ですが」「うちの愚妻が」「うちの愚息が」と 自分の事、自分の身内の事は一応けなすのが常識。「うちのは素晴らしい奴で」何て言ったら、「自慢タラタラで」なんて思われてしまう。
でも、、メキシコ人は逆。家族の事も自慢するのが普通。本当はうちのはダメだと思っていたとしても、「うちのは料理だけは、上手でねえ」とか。きっと、人前では誉めて自慢する。
  だから、バビータが自分の猫を自慢するのは当たり前?

バビータの妹のおばさんも、バビータと前後して、同じ兄弟猫をもらって来た。こっちは同じ親の兄弟なのに、毛色が白で、やはり毛がフサフサ。
メキシコ人は皆、伝統的に混血で、過去にどんな血が入っているか分らないという人種であるから、兄弟でも、色の白い子と黒い子が生まれたりと言うのはよくある事であるが、猫も同じらしい。
このバビータとおばさんの猫の兄弟も長毛のところは同じでも、白と鼠色。だが、バビータは自分のドラエモンの方が、 絶対ハンサムで利口だと言う。バビータの親友も、そう言っていると。他人もそう言っているのだからそうだとの事。バビータも、相当、身内自慢ではないかしら?まあ、自分のペットは誰でも、最高なのだ!


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23.ミケの姉ちゃんぶり

ミケとチョビ    シロが死んでしまって、ミケとチョビの二匹姉妹になってしまった。シロがいた時はやはり犬同士でチョビがシロにへばりついていたと言う感じだったが、シロがいなくなってからは、 ミケがチョビのお姉さんぶりを発揮しだした。

チョビが我が家に来た時は、チョビはミケより小さい赤ちゃんだったのだが、今はもちろんミケの数倍はチョビのほうが大きいのであるが、 ミケはチョビが自分より大きいなどと少しも思っていないらしい。自分のほうがお姉ちゃんだと絶対思っているようだ。
シロがいなくなってから、ミケは自分がチョビをしからなくてはとでも思っているのか、 チョビのいる外へ出ていっては、「ミャ−ミャ−」チョビにないて何か言ったり、手でチョビにちょかい出すのである。チョビの方も、ミケが来ると嬉しくてすぐ、ミケの所へ駈けて行って、手を出してミケを触ったり、 舐めたり。だが、チョビは加減しているつもりでも、チョビはミケより圧倒的に大きいのだから、ミケは堪らない。転ばされてしまう。
それでも、ミケは「ミャーミャー」と言いながら両手でチョビを引っかこうとする。 あれって、喧嘩しているのか、仲良くふざけあってるのか? 時には、並んで、昼寝したり。

  今年はまだ本当は雨季の季節ではないのだが、雨がたまに降ったりしている。先日、結構な雨が降った。
チョビは濡れて、庭をかけまわっていた。それを家の中から見ていたミケは、窓から外へ出て行った。(ミケの出入り口は窓と決まっている) 私達家族が、「雨降ってるから出て行くな!」とミケに言ったが。
しばらくしてから、入り口のドアの外でミケが「ミャーミャー」なく。娘がドアを開けたら、チョビを後ろに従えて、ミケがチョビに「さあ入れ」と言うようにいる。 ミケだけ抱いて家に入れて、「チョビは外だ!」と家の中に入れなかった。
だが、しばらくして、ミケがドアの外で、また「ミャーミャー」そしてまた、後ろにチョビを従えているではないか。
チョビには、外の自分の家に入っているように言い聞かせて、ミケだけ家の中に入れたが、家族は「我が家でチョビの心配するのはミケだけだねえ」とミケの姉さんぶりに感じ入ったのである。

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24.殺猫事件

   ドラエモンが殺された!犯人はまだ分らない。何故?誰に?

ドラエモンはやや大きくなって、バビータの家から外へ出かけたりするようになっていた。外と言っても、家の周りのバビータが呼べばすぐ、その声を聞いて帰って来る範囲であったのだ。
だが、ある日、バビータがいくら呼んでも帰ってこなかった。バビータがずーと心配していたが、ドラエモンは永遠に帰って来れない所へ行ってしまっていたのだ。
近所の人に[道に死んでいる猫がいるが、お宅の猫ではないか?」と言われてドラエモンが死んでいるのを見つけた。
ドラエモンはまだ、家の周りは散歩しても、よそや道まではでかけては行かなかった。車に引かれた様子でもなく、頭を叩かれた事による死亡らしいとのバビータの検察である。 バビータの家は近所が塀に囲まれたベシンダーと言う何件かの家族が住んでいるところでこのベシンダーから、ドラエモンが外に出るはずがないので、言ってみたら殺猫事件の犯人は案外顔見知りの筈なのである。

人間と言う奴は時には、恐ろしい事を平気でやる。動物のなかでも最も野蛮な動物であるのだ。いったい犯人は誰だ!バビータや娘の悔しさ、悲しさを思うと辛い。
バビータに電話で知らされた時、私とダンナは娘がバビータの家へ行くまで言わないでおこうと内緒にしていた。娘は、猫大好き人間なのである。 バビータも相当がっかりさせられた事であろう。
ドラエモン殺猫事件を知ったドラエモンをくれた人がドラエモンの兄弟で一番小さくって最後までもらわれずに残っていたドラエモンに良く似た兄弟猫をまた、バビータにくれた。
バビータの家に行った娘に、バビータは兄弟猫の名前をつけてくれるように頼んだ。娘はこの猫にフェリックスと名前をつけた。

最近、知人が六ヶ月の小さな子供を残して、引き逃げ事故でなくなったことを知った。後に残された家族はどんなに悔しく、悲しい事か。


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25.犬に噛まれる!02/06/12 

野良犬が多い事は前に書いた。おばちゃんは野良犬に話しかけるのは好きだけれど、相手は食べ物でも見せびらかさない限りは、あまり相手にしてくれない。それに、野良犬は予防注射をしてないから、万が一の事を考えて、触らないことにしている。

   先日、友人が隣の犬に噛まれたとプンプン、カンカンしていた。プンプン、カンカンの相手は、加害犬ではなく、その犬の飼い主。
いつも、その加害犬は隣の庭から外の道へは、入り口のドアが閉っているから、出てこないのだが、たまたま友人が彼女の家から外へ出てきた時、入り口のドアが開いていたのだろう、外で彼女と出くわして、ガッブリと彼女の腿に噛みついたのだ。 痛いと思って、見たら、歯型がついていた、でも最初はたいしたことないと思ったが、しばらくすると腿全体が、紫いろになっていてびっくり。
隣の飼い主に言いに行ったが、相手は、「うちの犬は人を噛まない。うちのではない。」と言って決して謝ろうとしない。散々言い合った挙句、「そんなら噛んだ所をみせろ。」友人は悔しくって、恥ずかしかったけど実物見せてやると、ズボンをめくって噛まれて紫色になっている所を見せた。 「私はドクターだから分かる。こんなのたいしたことない。ほっとけば治る。」と紫色になった腿を触って言ったと。「何言ってるのか!あんたはドクターはドクターでも、歯医者ではないか、歯医者になにが分る。」「予防注射の証明書を見せろ!」「証明書は何処にしまってあるか分らないから見せられない」

友人も頑張ったが、メキシコ人相手、なかなか手ごわい。
友人、帰てきた御主人に話たら、今度はご主人がプンプン、カンカン。「警察に行こう!」と言うのを友人が御主人をなだめた。彼女が言うに、隣の事で逆に逆恨みされて、何されるかわからないと。
それにしても絶対に謝らない。さすが、メキシコ人。謝ったら、医者代取られると思ってるから。

  私もよその飼い犬に噛まれた事がある。私の場合はシロを連れて道を歩いていた時、この頃、シロの晩年だった、やはりシロは若い頃の元気はなかった気がする。 シロは道を歩いていく時、回りの犬がワンワン吠えても相手にしない。道を歩く時はシロを鎖で連れて行くが、ある家の前を通った時、そこの犬が二匹飛び出してきた。(犬はたいてい、放し飼いである。) シロはゆうゆうと相手にせず、歩いて行く、私もいつも、他の犬が吠えても何もしないのでその時も気にせず、歩いていったら、その一匹の犬が後ろから、私の腿をガブリと、やったのだ。
たぶんその犬達は自分の家の前は自分のテリトリー、他の犬にテリトリーを侵されたと思い、相手の犬は強そうだ。じゃあその子分をやれ。と、思たのかも。 「ワー、やられた!バカ犬!」と一人でわめいていたら、その近所の人が出てきて、「あの犬は何度も人を噛んでいる。私もやられた。役所に訴えろ!怪しからん犬だ。」ひきりと言う。 
しばらくしたらやはり紫色になってきた。万が一の事を考えて、医者に行った。医者が言うに「予防注射の証明書を必ず見せてもらいなさい。もし予防注射をしてなかったら 何処何処へ行きなさい。そしたら、そこでは、その犬を捕らえて、病気でないか調べるから。」との事。
夜、その飼い主の所へ医者の領収書と薬代の領収書を持って話に行った。 近所の人が言った事、医者が言った事を話した。飼主は、「隣の人を噛んだのは、隣の人が棒で叩いて犬を苛めるからだ。」との事。
まあ、どっちが正しいか知らないが、お隣同士あまり仲が良くないらしい。予防注射の証明書を見せてくれて、薬代医者代300ペソかかっていたが、200ペソ出して、今これしかないからこれで勘弁してくれとの事。 「うーん、痛い思いをして、その上100ペソの損か。」と思ったけれど、まあ、200ペソでも素直に出しただけ、いいかあ。」という事にした。

私は犬は好きだけれど、時には、犬も、蟲の居所が悪かったり、テリトリーを守ろうとしたりした時、あるいは突如、犬も切れたりして、人に噛みつく事もあるのだと知った。 番犬が泥棒に噛みつくのは、仕事だからいいけど。

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